無症状のケースもあります
子宮筋腫の症状はさまざまで、筋腫のできた場所、筋腫の大きさといった違いによって、
多種多様です。
筋腫の大きさがごく小さい場合など、自覚症状がない場合もあります。
しょう膜下筋腫などの場合、相当な大きさになっても、やはり、無症状であることもあります。
貧血・過多月経・月経痛
子宮筋腫ができると月経異常が起きることがあります。 月経の血量が増える過多月経(かたげっけい)、 月経が長期にわたって続く過長月経(かちょうげっけい)、 それから、月経痛などです。
こうした月経異常ですが、 しょう膜下筋腫では、症状が軽いことが多い反面、 粘膜下筋腫では、筋腫が小さい場合でさえ、多量の過多月経が見られたりします。
筋腫分娩などでは、大量の出血があります。 また、筋腫分娩の場合には、月経以外の出血やおりものの症状がみられます。
月経量が増えると、それにともない、当然、貧血の症状がでてきます。 実は、この貧血が、子宮筋腫では大いに問題になります。
貧血の症状として、めまい、動悸、といったものが挙げられます。
不正出血(不正性器出血)
子宮筋腫は、不正出血をまねくことで知られています。 とりわけ、筋腫分娩、粘膜下筋腫では、不正出血の度合いが強くなります。
腹部のしこり
子宮筋腫が大きくなると、しこりのようになり、おなかの上から触っても、 それとわかるようになります。
このしこりは、ゴロンゴロンと動くこともあり、 硬くて、痛みはありません。
不妊・流産
子宮筋腫のできる位置・大きさにより、子宮のなかで受精卵が着床しにくくなったり、 流産しやすくなったりすることがあります。
おりものの異常
筋腫分娩や粘膜下筋腫では、筋腫の表面から分泌物がでて、 淡い黄色のおりものが増大することがあります。
腹痛
妊娠中、子宮筋腫の内部が変性し、強い痛みがでることがあります。
また、有茎性しょう膜下筋腫で、茎がねじれてしまった場合、 はげしい腹痛に襲われることがあります。 腹痛のために救急車で病院に運ばれるようなケースがありますが、 その多くが、これです。
筋腫分娩でも激痛が走ることがあり、この場合は、陣痛に似た痛みとなります。
頻尿・尿閉・腰痛・便秘
子宮筋腫が大きくなると、周囲の臓器を圧迫します。 膀胱、尿道、直腸といった臓器です。
その結果、頻尿になったり、 また、それとは反対に尿がでにくくなったり、 便秘になったりします。
慢性的に腰部が圧迫されますから、 腰痛とか、その他腰が重苦しいなどの症状が出てきます。
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