セルライトとは?

セルライトとは、脂肪の塊という点では、通常の「脂肪」や「皮下脂肪」と共通していますが、脂肪の中身において、セルライトと通常の脂肪とは異なっています。

通常の脂肪であれば、ちょっとダイエットに励めば、きれいさっぱり消えてなくなります。

しかし、セルライトの場合、そう簡単には消えてはくれません。

というのも、セルライトの脂肪には、からだの老廃物が大量に蓄積しているからです。つまり、「始末の悪い脂肪の塊」、これがセルライトといってもいいでしょう。

セルライトは、男性にはあまり見られません。しかし、女性の7割から8割ほどは、多かれ少なかれ、セルライトを付着させてしまっている、と言われています。

セルライトができる原因は、まず第一に、血行不良だといわれています。それも、一時的に血液の循環が悪いためにセルライトができるのではなく、慢性的な血行不良が引き起こすものと考えられています。

ところで、慢性的な血行不良がある人であれば、その人は、おそらく例外なしに、冷え性、むくみといった症状も抱えているはず。

実際、むくみや冷え性とセルライトの関係は、鶏と卵の関係と言えるでしょう。

また、日頃から運動不足でいる人も、セルライトを蓄積しやすい体質になります。むろん、運動不足になると、血行不良が慢性化するからに他なりません。

さらに、いつも物事をくよくよ考えたり、仕事の上でストレスを抱えつつ無理を重ねている人なども、セルライトを蓄積している可能性大です。ストレスは、ホルモンのバランスを乱し、自律神経が安定的に働かなくなるからです。

その他、子宮筋腫、子宮内膜炎、卵巣腫瘍などを患っている人、更年期障害の人なども、セルライトをためやすい人と言えます。

セルライトの象徴、「オレンジピールスキン」とは?

セルライトが蓄積してくると、肌の表面にそれとわかる症状が出現します。

それが、オレンジピールスキンと呼ばれるものです。

これは、柑橘類の表皮のような肌のことです。

オレンジ、甘夏、デコポン、ポンカンなどの皮を思い浮かべてください。

セルライトが蓄積すると、ふくらはぎ、太もも、お尻といった場所に、このオレンジピールスキンが出現してくるのです。

はっきり言って、きわめて美しさから遠ざかってしまった肌、といえます。

イヤですね。

これでは困ります。

もっとも、このような肌(オレンジピールスキン)になるのは、いわば、重度のセルライトの場合です。

重度であるから、いいことは何もないわけですが、ただ、肌の表面にはっきり症状として現れるので、本人も、真剣に対策を考えるようになるので、この点だけは、いいことだと言えるでしょう。

問題は、実際にはセルライトが蓄積されつつあるのに、肌の表面に現れていないばっかりに、本人が気づかずにいるケースです。

そもそも、セルライトは、イメージとしては、太った女性に蓄積しているものであって、細身の女性は何の心配も要らない、といったところでしょう。

しかし、そうではないのです。

痩せているか太っているかは、セルライトの蓄積状況とは、あまり相関関係はないのです。

もちろん、太った女性により多くのセルライトが蓄積しているだろうことは、ある程度予測がつきます。しかし、細いからだの女性が、皆筋肉だけでできているでしょうか?細くたって、脂肪の割合が多い人だっていますし、その脂肪が、単なる皮下脂肪ならいいけれど、老廃物が蓄積した脂肪であるケースも、決して珍しくないのです。

したがって、太っているかいないかは、セルライトのあるなしに関係ありません。



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