子宮外妊娠とは?
文字通り、子宮以外の場所に着床、妊娠してしまうことを、
子宮外妊娠といいます。
正常な妊娠では、受精卵は子宮の奥深い内部に着床します。
そこで約260日発育を続けるのです。
しかし、いろんな障害によって、子宮内に着床できず、
胎児の発育にとって不都合な場所に着床してしまうことがあります。
子宮外妊娠は、胎児の正常な発育が望めないために、
異常妊娠とされます。
いろいろな子宮外妊娠
受精卵がどこに着床してしまうかによって、
子宮外妊娠は、さまざまな種類に分類できます。
・卵管妊娠
・卵巣妊娠
・腹膜妊娠
・子宮頸管妊娠
などです。
これらのなかで、最も多く見られるものが、卵管妊娠です。
卵管妊娠では、
受精卵は、子宮内に到達する以前に、
卵管のなかで着床してしまいます。
卵管妊娠は、卵管内のどこに着床するかによって、
さらに細かく分類されています。
・采部妊娠(さいぶ)
・膨大部妊娠(ぼうだいぶ)
・峡部妊娠(きょうぶ)
・間質部妊娠(かんしつぶ)
などです。
実際には、ほとんどが膨大部妊娠になります。
したがって、上に記したことを総合すると、
子宮外妊娠で最も多いのは、
卵管膨大部妊娠ということになります。
なお、子宮外妊娠の原因としては、
受精卵が、卵管の炎症や癒着などにより、
通過障害を起こしたため、と考えられています。