葉酸をサプリメントで

葉酸が不足しがちの場合、何とかして、摂取する必要があります。

もちろん、食事から摂るのがいいのだけれど、仕事が忙しくて外食ばかりだし(偏食)、それに、葉酸をたくさん含むと言われるほうれん草やブロッコリー、アボカドなどは苦手だし、という人も案外多いようです。

そんな場合は、食事から摂取することにばかり執着するのは、かえって逆効果でしょう。無理をすることもないはずです。

サプリメントがどういうものであるかをよく理解して、その上で上手に活用するのであれば、特に問題は起きないでしょう。

そこで、葉酸をはじめとして、不足しがちな栄養素をサプリメントで補給する際の注意点を、くわしく見ていきましょう。

食事とサプリメントの違い

食事には、様々な栄養素がバランスよく含まれています。葉酸を多く含むと言われるアボカドにしても、何も葉酸だけを含んでいるのではなくて、その他の栄養素もたくさん含んでいます。

ところが、サプリメントというのは、基本的に、どれか特定の栄養素だけを抽出したものです。したがって、あるサプリメントをそればっかり飲み続けていたら、明らかに栄養のバランスを崩します。

したがって、サプリメントの上手な摂取法としては、栄養のバランスを崩さないこと、これが最重要になります。具体的には、あまりあれこれのサプリメントを摂取しないで、1,2種類のサプリメントに限定することです。

これでは、何だか、上に書いたことと矛盾するようですね。つまり、サプリメントは特定の栄養素ばかり抽出しているから、栄養のバランスが崩れる、と上に書きました。けれども、だからこそ、1,2種類に限定すべきなのです。

自分に不足している栄養素を1,2種類だけサプリメントとして摂取するのであれば、自分がどれだけの分量、その不足している栄養素をサプリメント摂取しているか自覚できます。そうすれば、過剰な摂取が避けられますし、食事の方も、バランスを考えた摂取ができるというものです。

一番悪いのは、あれもこれも何でもサプリメントで摂取し、それで自分はバランスのいい栄養摂取をしていると思いこんでしまうケースです。

ただし、いわゆるマルチビタミン剤といった、1日の摂取量(上限量)をちゃんと計算して、多く摂り過ぎないように配慮してあるサプリメントであれば、利用しても特に問題はないでしょう。

いずれにしても、サプリメントが栄養補助食品であることをしっかり認識して、食事にもできるだけ配慮することが大事です。

サプリメントの表示の見方

一口にサプリメントといっても、いくつかに分類できます。

まず、「医薬部外品」、「保健用食品」、単なる「健康食品」といった区分けがあります。こうした区分けの場合、「健康食品」には、すぐれたものもある反面、効果があるのかどうかわかったものではない、といった怪しげなものがあることも事実です。

なかには、厚生労働省とか財団法人日本健康・栄養食品協会(JHFA)などの認定マークがついたサプリメントもあります。こうしたマークがついているものは、いちおう、ある程度の品質があると受けとめていいでしょう。

また、サプリメントの表示欄に、成分が詳しく書いてあるかどうかも、選ぶ基準の1つです。

そして、原材料はできるだけ天然成分を使っているものを選びましょう。天然成分を使っているサプリメントの方が、体への吸収率がいいし、害も少ないはずです。

それから、食品アレルギーなどの注意事項もしっかり確認しましょう。

また、当然のこととして、1日の摂取量を超えないよう、何粒が1日あたりの摂取量であるか、しっかり表示を見ること。